バーニィの徒然なるままに

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最終更新日:2014/05/21

要件定義


必要スキル

コミュニケーション能力・・・★★★★★
プログラミング能力・・・★~
経験・・・★★★★~


要件定義の仕事を大雑把に説明すると、

仕事を発注する人(企業)が求めるシステムや機能を詳細に聞いて、
その内容を要件定義書として、表や図、文章にする仕事です。


この要件定義で作成された要件定義書を元に、論理設計、物理設計と工程が進んでいくため、
どのような機能が必要なのか、その機能に求められている性能はどれくらいなのかなど、
しっかりお客様と打ち合わせて、曖昧な部分を無くしていきます。

仕事を発注するお客様も、細かく完成予想図が出来ているわけではないので、
こちらから、このような機能は必要ではありませんか?などの質問や提案もします。

具体的な要件が決まってくると、次はその内容を元に要件定義書を作成します。
お客様にも納得してもらえるよう、また、後工程で他者が内容を理解できるよう、
曖昧な部分がなく、読みやすい資料を作成します。

小さいプロジェクトなら、経験年数の少ない人でも、お客様との打ち合わせや、
要件定義書の作成など要件定義の仕事に関わることがあると思います。



では要件定義の仕事を具体的に説明します。

なお、会社やプロジェクトによっては全然別のやり方の場合もあります。
管理人はWeb系のシステムエンジニアだったので、Web系の話になります。
組込み系はまた違うかもしれません。
一例として読んでください。

余談ですが、
要件定義、論理設計、物理設計と、工程や資料を分けることで、
関わる人が増えるほど、物理設計で書くべき内容を論理設計に書いている人がいたり、
フォーマットを決めているのに守っていない人がいたりと、
各設計書の統一がとれていなくて、逆に見づらくなる場合が残念ながらよくあります。

また、設計書を分けることで、要件定義の段階で間違っている内容があった場合に、
その内容に関することを要件定義書、論理設計書、物理設計書それぞれから修正する手間もあります。

工程を分けることへのメリットは当然あるのですが、
デメリットも数多くあるため、
プロジェクトの規模や納期、お客様のやり方によって、作成する資料が全く異なるのが当たり前な状況となっています。


では実際の要件定義の仕事ですが、
まともなプロジェクトなら、見積もりの段階でだいたいの要件は聞いているはずです^^;

なので、その内容を元にエクセルやワードを使用して、文章や表にしていく作業がメインになります。

曖昧な部分は作業をしていくうちに、もしくはする前からたくさん出てくると思いますので、
その内容をエクセルにまとめてメールでお客様とやりとりしたり、直接打ち合わせをして、
曖昧な部分を無くしていきます。

この要件定義の工程で画面数や、機能数などもはっきり決めておきます。

何故なら最後に要件定義書を作成して、お客様にレビューをしてもらい内容をチェックしてもらいますが、
そこでOKをもらった時の内容を正として、後工程を行うためです。

これがとても大事で、
後工程で作業が何人日分も増えたりするような重大なミスがあった場合に、
要件定義書を見直して、
「その機能はそもそも作る予定はありませんでしたよ。その機能も必要なら追加機能として見積もりますのでお金をください。」
と、要件定義書の内容次第ですが、言い訳が出来るようになります。

これが出来る要件定義書かどうかもとても大事で、これが出来ないと、
足りない機能が見つかる度に、無料で機能を追加していかないといけませんので会社としても痛手ですし、
後工程の作業者としても、予定にない作業が追加されていくので、残業が増えていく結果になります。
残業代が全て出ればいいですが、見積もっていない内容だと会社としては赤字です。そのため出ない(出せない)会社もあります。


なお、これも見積もりで決めている場合が多いですが、
Web系だと例えば、画面を表示するのに3秒以内、「次へ」ボタンを押してから次の画面が表示されるまで3秒以内、
データを大量に処理するこの処理は20秒以内、などの各機能に必要な性能もここで決めて資料として残します。

また、要件定義の内容を元に、論理設計、物理設計と後工程が進んでいくため、
見やすく、具体的に内容を書いていくのですが、
具体的に書くと、論理設計の内容とかぶる場合がよくあり、
同じ内容が二つの資料に記載されて、資料の管理がしにくい状況になる場合がよくありますので、
要件定義書や論理設計書などのフォーマットをこの要件定義の段階でしっかり決める場合もあります。






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